ずっと行ってみたかった中東の国、イスラエルのテルアビブに生まれて初めて行ってきました。実際に現地で見て、話を聞いて見えてきたのは想像を完全に塗り替える神聖な国の姿でした…
こんにちは、世界中を股にかけて仕事をしてるJINです。
ニュースで見るだけで漠然と危険な国のイメージがあったイスラエルには、家族や友達からも危ないから本当に気をつけてと念を押されたので、
JIN
と内心思いながら旅の準備に取りかかり、出発しました。
À partir d’aujourd’hui, je vais voyager à Israël jusqu’à la semaine prochaine.|Loco Your Life! https://t.co/b1cFgZVAV4
— Leonardo Jin 🇯🇵🇺🇸🇫🇷 (@jin_leo) 2019年1月4日
当日のスケジュール
リヨンからテルアビブは直行便で約4時間、サンテクジュペリ空港ではセキュリティチェックが特設されているので、3時間前にはつきたいと思ってました。
出発の日は、朝の3時30分に起きて、寒さに震えながらキャリーケースを片手にサン・テグジュペリ空港に向かいました。
今までの中でいちばん早く空港に着いたかも。
そして実際に、フランスから出るためのセキュリティチェックが「日本人」に対しては特に厳重で、係員が1人1人にじっくりと渡航の理由や期間、往復の航空券について、過去の渡航歴などを質問してました。
スペインやドイツへの便より早く空港についておいて、よかった。
余裕があったから、搭乗時間の情報を待ちつつ5€のクラシックチャイをスターバックスで買って飲んでました。
ちなみに、機内に持ち込める荷物の規則はこんな感じです。
Easyjetの機内持ち込み荷物ルール
- 荷物は1個(免税店でのショッピングは含まない)
- 荷物のサイズは56 x 45 x 25cm以内
- サイズにハンドルや車輪など全てを含める
- 荷物は自らキャビンロッカーに出し入れができる
- 全ての液体物はジッパー付き透明ビニール袋(20 x 20cm)1枚に収まっている
- 各液体物の容器は100ml以下
- 全ての液体物の合計が1000ml以下
せっかく買ったお土産の缶詰が、容量オーバーで目の前でゴミ箱に捨てられるのを見るのは、めちゃくちゃ悲しいし悔しい&お金の無駄なので、ぜひチェックしてください。
1.航空券の値段
リヨンからテルアビブまでの往復の航空券の値段は、合計で134ユーロでした。
頭の中で想像してたよりも、ぜんぜん安くチケットを予約できたので驚きです。
航空券をなるべく安く予約する方法には私なりのコツがあって、常にセールを実施してる総合まとめサイトを使うっていうことが最も効率よくチケットを見つけられます。
私は、skyscanner(スカイスキャナー)ってサイトをメインに使ってセール情報を探し、時期が来たらアラートが鳴る無料のサービスを使って事前に情報を得るようにしています。
https://youtu.be/XWEJA2pItmc
2.Tel Aviv Ben Gurion空港
まず降り立ったのは、Tel Aviv-David Ben Gourion空港です。ここから、海沿いの市街地まで電車で移動してホステルに泊まることにしました。
フランスのリヨンからのフライトで疲れて眠ってましたが、飛行機から降りた瞬間には、
JIN
と来ていたダウン、ジャージ、ネックウォーマーをすぐ脱ぎました。
空港の中では、キャミソールだけ、半袖の人もたくさんいてフランスとの気温差に愕然。私は暖かいところが好きなので、嬉しかったです。
さらに、現地についた時の連絡や通信の手段について心配して悩んでたのも、
JIN
ってことで、直ぐに解決しました。FreeのSimカードおそるべし。
Free vous accompagne en Israel. Composez le +33 au lieu de 0 pour appeler un numéro francais, le +972 pour un numéro local et le 666 pour joindre votre messagerie vocale. Vers Israel et la France, appels/SMS/MMS illimités, internet 25Go. Vers les autres destinations, appels émis 2.19€TTC/min, SMS émis 0.27€TTC/SMS, MMS émis 1.05€TTC/MMS. 
FreeのSimカードについてはこちらの記事を参考にしてください。
フランスで1日85円で使い放題のスマホSIMカード「FREE SIM」って知ってる?3.現地の言語は?
イスラエルで主に話されてる共通の言語は、ヘブライ語です。
もちろん国際語の英語も使える店や人も増えているようですが、スーパーやバーの店員さんで50代くらいのおじさんとは、大体カタコトの英語でやりとりしてます。
4.通貨と支払い
イスラエルの通貨は”シェケル”(以下”S”)という単位のお金です。ちょっとややこしい。
テルアビブのベン・グリオン空港のすぐ横の電車の駅の券売機で市街地までのチケットを買おうかと思い、支払いの方法をの係りの方に聞いた時、
「市内は決済にカードは使えない。市内の方が手数料も低くてレートがよいからそっちで変えろ」
と言われたので、一旦カードで支払ってから市内でATMを探すことにしました。
なぜかインターネットでは見つかりにくい、イスラエルの支払い事情。
たしかに、ホテルに決済方法をメールで問い合わせても、なぜか連絡が来なかったです。
これについて詳しいサイトは、
参考 中東のキャッシュレスはここまできているinイスラエル&トルコキャッシュレス世界旅行結果、現金の引き出しのために市街地についてすぐ駅で見かけたATMを使ったら、ちゃんと引き出せました。
引き出しの手数料は6.9Sでした。
5.日常の物価
- 税金17%
- ビール1本7.8S
- タバコ一箱36.40S
- 5本入りのカミソリ6.8S
でした。
レストランで高めのメニューを頼んでも10ユーロ程度だったので、決して異常には高くないですが、安い!!って訳でもありません。モノによりけり。
6.交通手段は?
地下鉄・バスについて
ベン・グリオン空港から市街地まで13.5S約2.36ユーロ(片道)30分ほどでした。
空港のインフォメーションで係の人に聞いたら、
「ダイレクトラインがあるからExit 1から出て電車に乗れ、ややこしいからバスには乗るな」
と言われた。
けっこう誰に声をかけても親切で、カタコトの英語で頑張って答えてくれる印象で安心しました。
Kadie
空港から市街地までの電車のプラットフォームは、Exit1から出て直ぐ右側だったかな。
分かりやすいですが、Exitが3つあるので空港からの出口には注意です。
テルアビブは、ねこ天国。
テルアビブの街を徒歩で移動してると、どこからともなく猫が寄ってきます。
あちこちで見かける鼻ちょんの挨拶や、近づくとパッと顔を見て瞬きをし、合わせた視線をそらす姿勢から敵意がないことが分かります。
理由は、街のいたる所に誰かがつくった餌付けのポイントがあるから。まるで、セーブポイントだらけの初心者向けダンジョンみたいです。
猫散策ウォッチングで十分楽しめるかもしれません。
7.使い捨て自転車が便利すぎる
テルアビブでは、Mobike -Smart Bike-というオレンジ色のアプリケーションと連携した、使い捨て自転車が流行ってます。
ダウンロードはこちら(現在準備中)
バスが怖くて使えず、でも歩くには遠いし機内持ち込みのスーツケースもあったから自転車を借りることにしました。
これがめちゃくちゃ便利!!クレジットカードがあれば、アプリをダウンロードしてその場から使えました。
料金形式は、プリペイド式で最初に5€のチケットを購入し、30分で3.9Sずつ使う仕組みなので、気軽に始められます。
8.レストランの価格
イスラエルの伝統料理は「フムス」という料理です。
トマトソースベースだったり、一緒に串に刺さった肉を付け合わせたりとボリューム満点で凄くおいしいです。おすすめ。
私はShakshuka(シャクシュカ)という、インドのナンみたいな丸いパンを添えた料理を注文して40Sくらいでした。もちろんお腹はパンパンです。
9.ホテルの値段
今回は、アゴダというホテルの予約をまとめる総合サイトからセールの時期を狙って部屋を取りました。
5泊6日で340S、ホテルのフロントで聞くと決済はカードでも現金でもOKということで凄く助かりました。
参考 テルアビブでホテルを予約するなら。ホテルの総合まとめサイトのアゴダ10.電圧とプラグ
- 電圧は220V(50Hz)で、フランスで使ってるプラグがそのまま使えました。
- ヨーロッパで広く使用されている2つ穴のCタイプが使える仕様です。
11.テルアビブ滞在で困ったことは?
- 蚊がいて鬱陶しかった…
これは全く予想外。1月に蚊が飛んでるくらいあったかいです。湿気はない。 - 海沿いだから細かな砂が風に乗り、日によっては顔中が小さな白い砂だらけになります。
- 土曜日からはバスの時間に要注意
もし土曜日からテルアビブを出てエルサレムに向かいたいって予定があるなら、月曜日の方が絶対にいいです。 - 文字が全く読めない。もちろん言葉もわからない。
バスや電車の降りる場所の地図は、グーグルマップに入れておいた方が安心です。
12.Tips 旅に出る前の用意
グーグルマップの準備
グーグルマップをオフラインでも使えるようにしておくと、電波がなくても現在地がわかるので安心です。
https://youtu.be/DrrkihzhxB0
Macの電源ケーブル
パソコンやMacの充電には、1mのメガネコードを購入することを強くおすすめします。
なぜなら、ホステルのベッドから壁のコンセントまでが日本より遠く、充電ができない場合があるからです。
私は、パソコンが仕事で必須なので必要なアイテムを必ずまとめて持っていきます。
今回のテルアビブに限らず、世界中で必要になる必需品なので安い粗悪品を買わずに、品質の安定した製品を選びたいですね。
まとめ
私も行く前のイメージと全く違っていた、観光スポットも豊富で美しい景色も楽しめる神秘的な国。
それがイスラエル、テルアビブでした。
実際に行ってみると、思った以上に過ごしやすいし食べ物も美味しい。そして美人も多いいい所づくしなスポットだと思います。また来たい!!