JIN
だから、今回はその時の様子についてお話します。
#リヨン のスタジオで #コンセルバトワール の学生を招いて開催したオープンクラス&リサーチの5日間終了。
— JIN (@jin_shichiku) February 22, 2020
講師として伝える大切さ、#フランス の生徒から学ぶ深さに触れ、とても勉強になった。#生きることに繋がるダンス をもっと沢山の人に知ってもらいたい。これからも、精進しよう。#Merci pic.twitter.com/szDzRNMsNJ
Table des matières
リヨンで朝のオープンレッスンとアトリエを開催しました!
今回講師を務めさせて頂いたのは、リヨンを拠点に国立音楽学校(コンセルヴァトワール)に通っている学生をメインにしたグループを対象に、朝のオープンクラスとからだワークショップをテーマにしたクラスです。
JIN
つまり、プロの舞踊家になりたい学生に教える機会になったんです。
詳しい内容や資料はJINのメルマガで共有しているので、プロの舞踊家に興味がある学生さんは是非読んでみてください。
これからのプロの舞踊家に伝えたいこと
実際にクラスが始まってみると、まずは「肌」の感覚を起こすところから入念にアップを行います。踊ることって、振り付けをこなすだけじゃない。だから、フロアにでて動きを始める前の皮膚感覚を起こすって部分に、まず集中します。
ざっとした流れとしては、
- 皮膚感覚を起こす
- 筋肉の状態を掴む
- 骨を意識して使う
という3つのステップでクラスによっては30分から40分ほどかけて行います。
振り付けを学ばないオープンクラスとアトリエ
この3つのステップのおかげで、
- 振り付けを無理なくジャストで踊れる
- パートナリングの基礎がスッと身に付く
- フロアの動きにも繋がる怪我防止
を目指すクラスを常に行うことができます。
この部分を疎かにして、振り付けのコピーだけをするクラスにはしたくない。そんな主催者の方からの要望にも耳を傾けつつ、身体に集中する朝のクラスはあっという間に時間が過ぎていきます。
クラスのその後の流れはというと、
- 二人組でのタッチワーク
- コンビネーションワーク
- フロアの振り付け
という感じで進んでいき、最後には感想を交換し合う時間をとって、何が違ったか?どう感じたのか?を再確認できました。
身体を通した共通の会話
実際に90分から120分のクラスとアトリエを5日間、自身も教えながら体験してみて、身体の答えは人それぞれで本当に豊だなと感じます。フランスという多民族国家では、国も年齢も、宗教もバラバラな学生が普通に同じ空間にいて、時間を共有する。
理屈や言葉では通じない部分も、身体を通して理解すればスッと納得がいく。そんな瞬間を何度も目にすると、教え、伝えるって本当に価値のある貴重な機会だなと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後に
今回は、プロの舞踊家になりたい学生を対象にJINも講師として参加した、朝のオープンクラスとアトリエについてお話ししました。
これからダンスの専門学校に通うプロの舞踊家志望の学生さんや、
- オーディションの対策がしたい
- 踊る時に力みがちで直したい
そんな方は、いつか参加して欲しいと思います。
編集後記
次回は、大人でダンスの経験のない初心者の参加者の方に向けたワークショップを開催する予定です。