私はダンサーです。そう名乗り始めたのは、いつの頃からだろう?たぶん、18歳の頃にダンスを始めたころは言っていなかった。
21歳の頃に仲間から、
私たちは全員ダンサーなんです。
と紹介をされた時、はじめて自身がダンサーなんだと確信に近い感覚を得たのを覚えている。
自分は子供の頃からストーリーが好きで、ドラマやアニメのストーリーについて感動したり、気持ち悪くなったり、感情をよく動かされていた。それは、今も変わらない。自分は、ストーリーが好きなんだ。
ダンスについて、最近「つくる」というプロセスによく遭遇する。職業がプロダンサーだから、当たり前と言えば当たり前だ。
些細な事でいい、繰り返して、積み重ねて、真似して、つくる。つくり続ける。道に迷ったら、どこからきたのか試行錯誤する。
ゴールはどこでもいいから、自分にとってのゴールを決めて、走ってみよう。たぶん、その繰り返しだから、走る練習はいつでもできる。
