こんにちは、JINです。
最近は筋トレって本当に効果あるけど、時々、なんだか余計な力が入ってる気がします。そこで、筋トレをより効果的にするために、ピラティスと解剖学の本をフランス語であらためて読んでます。
JIN
「私も、時々ストレスで身体が硬くなるんですけど、どうしたらいいですか?」
余計な力が入っていたら、本来の可動性も阻害されますしよくないですよね。
さて、今回は「胃をリラックス」ついてお話します。
胃をリラックスさせる
日々のトレーニングで、身体に余計な力が入って躍りにくい。なんだか、上手く呼吸ができない気がする窮屈に感じる時ってありませんか?
JINもよく、
JIN
と思うことがあります。
そして同じように、「とにかく身体を動かそう!」と筋トレやストレッチや振り付けなどの練習に没頭して、胃のことなんて考えてもいませんでした。
これからお話しすることを理解して身に付けられれば、
身体の余分な力がスッと抜けて筋肉の強張りが楽になります。
筋トレでもストレッチでも解放されなかった関節や、ぎこちなかった呼吸がスッキリと通って、力を使わずにスイスイ踊ることが実感でき、もっと動き一つ一つが精密になります。
逆にこれが身に付かず頑張り体質を続ければ、
Tomomi
と感じて足がきつくなり、肩も上がって動きが小さいのに体力を無駄に使って音に遅れていくことに繋がっていきます。
つまり、筋トレやストレッチだけではダメってことなんです。
胃から身体を変えていく
これは、胃をリラックスさせる「ストマック・リリース」といいます。
腕や足を筋肉で頑張って動かして踊りを大きくする方法ではなく、胃をつかって踊るということです。
世界の舞台で踊るフリーランスのプロはみんな、このストマック・リリースを上手くつかってます。
このストマック・リリースを身につけると、頑張り体質から抜け出して圧倒的に楽に踊ることができます。ぎこちなくてダメ出しを受けていた振り付けや動きが、無意識に綺麗になるはずです。
では、どうすればいいかというと、
「筋トレをする」ということから
「余分な力を抜く」ということに意識を向けてください。
余分な力を抜けば、身体の中にスペースができて動きができます。関節は骨を筋肉や腱でつないで動かしているので、力み=お互いに引っ張り合う綱引き状態なんです。
では、簡単な方法をステップごとにお話します。
- 床に背中を付けて寝転がる
- 両手をお腹(胃のあたり)におく
- 口から息を吐く
- 手がお腹に向かって沈むのを感じる
という感じで、呼吸を繰り返すたびにお腹の筋肉全体が広がって胃をリラックスさせるようにします。
JINもはじめは、筋トレやストレッチからトレーニングを始めるのが正しいと思い込んでましたが、週に1度これをやるだけで、余計な力が抜けました。
ポイントは、
- アゴを楽にして口を開けていい
- 完全に寝落ちるくらいリラックスする
- 身体を冷やさないように注意する
ということです。
このストマック・リリースの感覚が掴めると、身体本来の重さが自然に感じられ、上半身から下半身の一連の動きがスムーズになります。
筋トレで筋肉を足さなくても、自然なバランスでコーディネーションがまとまって呼吸も深くなっていきます。
「お腹を凹ませよう」ということは意識しないでください。
胃の緊張が解ければ、身体は自然に開いていきます。ガチガチだった肩や股関節が別人のように開いて楽になるのを実感できると思います。
最後に
「胃をリラックス」をさっそく明日のレッスン前に実践してください。わからないことがあれば、コンタクトからメールを頂ければお答えします。
編集後記
コロナウイルスの影響で、フランスでは外出の制限があるため家でトレーニングをしています。家から出られないストレスを「ストマック・リリース」で開放しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。