0→1をつくるプロダンサーJIN

オーディション最終選考に残る人と落ちる人の25の違い知ってる?【コラム】

こんにちは!昔、大学時代に先生に破門されたJINです。

顔も見たくないわ!

Taki

ダンサーのオーディションで最近多く見かけるようになった、「即興」の課題。実は意外と苦手な人が多いと思います。なので今日は、みてる人をワクワクさせる即興についてお話しようと思います。

ダンス初心者だけじゃない、覚悟が必要。

いきなり即興で見せるって難しいと思いますよね?私も昔は、たくさん悩みました。

「ダンスを通して観てくれた人の心をキレイにしてあげたい」

「もしも両親が離婚したり、DVを受けるような酷い生活の人がいたら、私の踊りで助けてあげたい!」

なんて、まるでコンテンポラリーダンスで心が楽にできるって漠然と考えていたからです。でも、実際に人の前に立つと膝がガクガクと震えて汗が吹き出し、怖くなる。

だから必要なのは、覚悟だって気がつきました。

ダンス初心者だけじゃない、踊りで覚悟を貫くための武器って実は経験者であっても、時には難しくなることなんですよね。

じゃあ、何が足りないんでしょうか?

オーディション最終選考に残る人と落ちる人の25の違い

私がプロになるまで、そしてなってからも常に考えること。

それが、オーディションの最終選考に即興の実力で進める人と、落ちる人の違いは何かということです。

実際に踊りの本場のヨーロッパでオーディションを山のように受けて、見えてきた25のポイントがあるので、リストアップします。

  1. 呼吸が使えているか?
  2. 筋肉の質やつき方は?
  3. 身長や体格のリスクは?
  4. 太りすぎていないか?
  5. アキレス腱の長さは?
  6. コーディネーションは?
  7. メンタルは強そうか?
  8. キャラクターを与えられる?
  9. 性格や感情は?
  10. 好きなものは?
  11. 嫌いなものは?
  12. わがままそう?
  13. 周りの状況をみれる?
  14. 臨機応変に対応する?
  15. 慌てず空気を読める?
  16. メンバーとのバランスは?
  17. 振付の飲み込みは?
  18. これから成長する?
  19. ワガママを通せるか?
  20. 好きなものに徹せる?
  21. 妥協せず貫き通せる?
  22. やらないこと。はある?
  23. やりたいこと。はある?
  24. 足りない技術は?
  25. 覚悟を持って進める?

と、ざっとあげるとこんな感じです。

即興って1つの要素だけでも、カンパニー、オーディション、ミッション、予算、プロジェクトの規模や期間などで求められるタイプって変わります。

見落としがちな視点、1つあれば武器になる。

私の経験からいうと、即興はその人のセンスを問われるもの。

だから、これが正解!という短絡的な答えはありません。ダンス業界といっても、バレエ、ヒップホップ、社交ダンスなど、多岐に渡るスタイルがあるからです。

しかし逆に言うと、

どの分野であっても必ず求めらえる即興のセンスを磨くことで、自信を持ってオーディションでも堂々と見せられる精神が、誰にでも身につけられるということ。

頑張って踊ろうとするが故に、見落としがちなオープンな視点をまずは見つけましょう。

別に先ほどの25個全てを、網羅する必要はありません。たった1つ、あればいいんです。それをこれからお話します。

徹底的に1つに拘るということ

簡単にいうと、1つに拘ればいいんです。

何も全てのテクニックを同時に意識する必要はない。

私が開催したウェビナーを見ていただければ分かりますが、たくさんのテクニックやコンビネーションは振り付けにすぎません。

もしも運動神経が悪いって嘆いてるなら、それはコーディネーションの勘違いかもしれません。

そのコンビネーションや振り付けの、「動きの素」とも言えるプライマリーな部分1つに集中して拘り、リラックスして遊ぶような感覚で踊ればいい。

そのために必要なのが、シンプリシティです。

 

シンプルなオーガナイズで1つに絞る

どうすればいいかというと、

  • ステップ1
    無駄な力を抜く
    足を肩幅に開いて、目線は軽く下に落とします。2メートル先の床を見る感じです。
  • ステップ2
    深呼吸をする
    肩甲骨をゆっくりと上げる感じで、鼻から息をゆっくりと吸って深呼吸しましょう。
  • ステップ3
    最低限の力で動かす
    膝のお皿の先がゆっくりと地面から離れるようにお腹に向かって引き寄せ、また下ろしていきます。
  • ステップ4
    動きの連鎖を観察する
    その膝が上がる様子、下がる動きを深呼吸をしたまま目でよく見て観察しましょう。
  • ステップ5
    最後に
    2-4のステップを、何度か繰り返して逆の足にトライします。

という風にして実践することで、徐々に「動きの素」が1つに絞れるように、なっていきます。慣れるまでは何度か繰り返して、探ってみましょう。

オープンな視点を意識して、身体のトレーニングをすることで客観的な視野が生まれ、徐々に自分の身体を外から見るような感覚が出てくると思います。

ケーススタディ:私の場合

私は、このシンプリシティを毎回のレッスンやトレーニングに必ず取り入れています。

既に10年近く続けていますが、飽きることもなく、怪我の予防にもなるので欠かさず続け、オーディションでの即興パフォーマンスや最終選考にトライして仕事を続けています。

なぜなら、オーディションはスタートラインに過ぎないからです。

覚悟を持って、自信で地に足をついた強いパフォーマンスをする。そんな姿が、お客さんをワクワクさせ、また観たい!と思って貰えると、信じているからです。

まとめ

今回は、即興を覚悟を持って踊りきり、オーディションを通過するスタートラインを超えるためのお話をしました。ぜひ実践して、次回のチャンスに備えて欲しいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。