0→1をつくるプロダンサーJIN

プロダンサーのはじめ方の3つのポイントを細かく解説。

私がプロダンサーというお仕事に就職し、生活に必要なお金をダンスだけで稼ぐようになったのは23歳の頃でした。学生の時には「プロ」ってなにか?情報が全く出てこず途方にくれた覚えがあります。

誰でも自分にできること、やりたいことでお金を稼いで生活がしたいって夢を見たことが一度はあると思います。その中でも、プロのダンサーになって報酬を頂くには、何から始めればいいのか?知っておく必要があります。

プロダンサーのはじめかた

仕事の成果に見合う報酬を「お金」という形で最終的に受け取る。これがプロのダンサーです。フランスだと、契約書という仕事の約束事や決まりが書かれた書類に、名前をサインするのが一般的です。

契約書の内容にそって報酬が小切手や銀行の口座に振り込まれるというのが一番多いパターンだと思います。

では実際に仕事を頂く、受注する、ためには何をする必要があるかをお話しします。

マネタイズの基本

フランスでは、お客様にパフォーマンスなどを「観せる」というのがダンサーの仕事の中心です。私の個人的な考え方では、ダンサーはあくまで「踊る人」に専念したほうが、よりリハーサルやクリエーションの時間に集中することができます。

踊る、つくる、広げるといった各方面の仕事を細かく分担するカンパニーの形をとれるのが理想となりますが、中心となる創作力がなにより収入を左右します。

ダンサーとして契約する

ダンサーとして、踊ることにのみ集中したいならオーディションを受ける方法が一番ベーシックな方法です。オーディションに関してはこちらの記事で詳細に説明してるので、参考にしてください。

【契約の取り方】プロダンサーの契約を取るために必要なこと。

舞台に立って踊る、カラダを使ったアーティストとして仕事をして報酬を得るのが、ダンサーの基本のお仕事と言えるでしょう。

Co-wokerを探して仕事をつくる

Co-wokerとは、あなたとセンスが合う振付家や、友達とパフォーマンスの企画をつくり、フェスティバルなどに売り込んでいく。というスタイルです。

自信のあるスタイルで、独自の世界観で勝負がしたいならこの方法が向いているかもしれません。活動に必要なスタジオ費、交通費、食事代などは、基本的に実費になるので、基盤固めが重要になります。

クリエイターとして創作する

自分で振り付けをしたり、演出がしたいなら、自作自演をするスタイルもあります。この場合、圧倒的に自由度が高い仕事ができます。その反面、生活に関わる経済的な支援などを助成金や、副業で稼ぐ努力も、時には必要になるかもしれません。

やり甲斐と、自由度が最も高いと言えますが、同時に全てのリスクを自分で追う必要があるので、かなりのセンスと勝負力が必要でありながら、事務手続きに対する周到さも必要になります。

主戦場を決める

プロダンサーというお仕事には、必ず必要な「武器」があります。それは、時として身長だったり、経験だったり、テクニックや、技術といった物理的な面が非常に多いです。

その中で、あなたの「武器」を見極め、正しい方向で行動しまくる。というのが、最も必要なセンスになります。その為に、音楽を聞いたり、別のスタイルの振り付けを踊るというのが、経験につながります。

戦う場所を間違ったり、努力する方向を間違えると圧倒的に不利なハンデを追うことになるので、パワーなのか、テクニックなのか、音楽性なのか、多種多様なスタイルの中から自分だけの「武器」を模索し続ける忍耐力もダンサーには必要になります。

バレエなのか、ヒップホップなのか、ジャズなのか、演劇チックなのか、そのほかの物がいいのか。あなたの武器が最も輝く場所、目立つポイントをカラダで考えてみてください。

さいごに「影響力」のつけ方

舞台で踊ったことがあるダンサーなら、一度は経験したことがある「無視」ってありますよね?つまり、お客さんが自分の演技を全く観ていない状況。これが、何より一番悔しい状態だと思います。

影響力とは、できるだけ多くの人にあなたの作品を見てもらえる状況のこと。オーディションでもクリエーションでも、確実にお客さんの目線を掴んで心を打つ。ダンサーとして仕事をする、というのはつまり影響力をどれだけ具体的な感覚としてカラダで掴めるか?とも言えます。

かといって闇雲に色々なスタイルに手を出して、浅い知識で頭でっかちになっても、お客さんには届きません。できるだけ多くの人にあなたの作品を見てもらえる状況」を整える手段を、常に意識していきましょう。