プロダンサーの私がフランスの国民保険に申し込んで手元にCarteVitaleのカードが届くまでの話。

こんにちは、JINです。フランスの健康保険、Carte Vitaleの手続きについて共有しようと思います。フランスでの生活に欠かせない、長期滞在したい場合は必須の手続きです。

Carte Vitaleってなに?

Carte Vitaleとは、フランスの国民健康保険の加入を証明できるカードのことです。これがないと、病院などで治療を受けた際に全て実費支払いになります。 歯医者や風邪などで病院に行く場合には、日本でも必ず保険が必要になるのと同じで、フランスでは治療費の手厚い保証が受けられます。

いつ申請するの?

Carte Vitaleは、フランスで1年を超えて仕事をしたいなど、長期に渡って渡仏を検討しているなら必要になる手続きです。1年以内で帰国を予定しているなら、必要ないかもしれません。

なぜなら、取得の手続きには数ヶ月を要するからです。手続きに必要な書類を用意する手間を考えると、今回は取得せず、次回の長期の渡仏時にしてもいいでしょう。 フランスの企業でパトロンのために働いている、サラリエの場合で会社が手続きを全て代わりに行ってくれるなら、ぜひ済ませておくことをオススメします。

必要な書類

Carte Vitaleの取得に必要な書類は、以下の通りです。 手続きは、お住いの地方ごとに異なることがありますので、ここに記載されている以外の書類が必要になる場合も、あると思います。

  • VISAのコピー
  • パスポートのコピー
  • アポスティーユ付き戸籍謄本の翻訳コピー
  • 契約書もしくは給与明細書
  • 銀行が発行した口座番号RIBのコピー
  • 加入の用紙
 
書類の再提出
私が手続きをした際に、給与明細をいくつか追加で提出しました。原本ではなく、コピーをとってパリの事務所へ郵送での手続きでした。

手続きにかかる期間は?

Carte Vitale申請から、手元にカードが届くまでには2ヶ月以上かかります。しかし、それ以前にフランスでの仕事が3ヶ月以上は必要です。 私の場合、9月に書類を提出して、10月にSécurité Socialeの手続き中のお知らせが到着し、手元にカードが届いたのは11月末という感じでした。

それ以前にフランスへ入国し、ワーキングホリデーで仕事をした時は、日本の海外旅行保険と、Sécurité Socialeの仮番号で問題ありませんでした。 私がワーキングホリデーでフランスへ渡った時に日本で加入した保険は、こちらの記事を参考にしてみてください。

【完全保存版】フランスのワーキングホリデーVISAの申請を費用を節約しサクッと確実に終える方法をお話しします【ワーホリ】 【完全保存版】フランスのワーキングホリデーVISAの申請を費用を節約しサクッと確実に終える方法をお話しします【ワーホリ】

フランスに来てからインフルエンザにかかり、病院でお薬を頂いた時も、日本で加入した海外旅行保険でしっかりとカバーできました。 手続きに取り掛かる権利を得るまでに、最低でも4ヶ月程度は必要になるので、取得するタイミングが8月や12月などのバカンス時期をまたぐ場合は、早めに申請する方がよいです。

まとめ

今回は、フランスの健康保険であるCarte Vitaleの申請についてお話ししました。 基本的な手続きは簡単なので、ぜひ参考にしてほしいと思います。