パリの11区で開催中のグスタフ・クリムトの展示が熱すぎるから絶対行ったほうがいい。

こんにちは。JINです。 5月も終わりに近づき、徐々に気温も上がって出歩くのがシンドイ、、って思う日が増えてたので、リフレッシュを兼ねて外にでるキッカケを探していました。

5月病になってませんか??

  • なんだか頭がぼーっとする
  • 外に出るのが嫌で休みは家にこもる

って日が続きがちになることって、あると思います。 JINも毎年、この時期になると正直気持ちが重たくなって、創作意欲が湧かなかったり、何も考えられずにボーッとしてしまう日があったりします。

そんな刺激のない5月、何か一つでも7月以降のシーズンに使えるプロジェクトのネタがないかなぁ??って探していたら、カメラ付きの沖縄女子から耳寄りな情報をいただきました。 それが、パリでグスタフ・クリムトの屋内プロジェクション展示が今やってるってことです。

https://vimeo.com/265759501

パリの11区にあるAtelier des Lumièresで開催中のグスタフ・クリムトの展示が熱い!

7月からリヨンのコンセルヴァトワールのディレクターをしている振付氏と仕事をする前に、なにか自分の中で新しいアイデアやイメージづくりをしたいけど、 毎日の日課に追われて、なかなかリサーチが進まずに、疲れたことを言い訳にツイッターで時間を潰してしまったり、ダラダラと過ごしてしまう日が少しありました。

この展示の話を聞いて、やっとその重い腰をあげて、 「面白そう!ちょっと、観てみよう♪」 と思いったって、すぐにグーグル先生で開館時間を調べて、電車のチケットをいつものGOEUROでとりました。

月曜の午後に入館する予定のチケットを買えました。 フランスは今、国鉄であるSNCFの壮大なストライキシーズンなので、いつ電車が止まるとか、動かなくなるっていう情報に、常に目を光らせる必要があります。

  • パリでこれから観光したい!
  • ルーブル美術館に友達といく予定
  • エッフェル塔の足元くらいは撮る!

なんて思っているなら、絶対に調べておいた方がお金と時間の節約になります。

JINはパリでの用事を兼ねて日曜日の朝の新幹線を7時半でとり、帰りは月曜日の21時前にリヨンにつくチケットをとりました。 ホテルの予約にはJINなりのこだわりがあって、

  1. 1泊25ユーロ以下で朝食つき
  2. 街の中心からまぁまぁ近いのがいい
  3. シャワールームは綺麗な方がいい
  4. バストイレ別がいい
  5. レビューの評価は4以上

って感じの、個人的にこれを外すと痛い目にあうって経験があるので、その情報を押さえつつとりました。 結果、21ユーロで朝食付きの3人部屋が取れたので、やっぱりAGODA先生は頼りになります。

電車、ホテル、美術館のチケット全てを印刷して持って行きたかったのですが、美術館のチケットがいまいちメールから印刷しずらかったので、画面提示でパスしました。 個人的に、フランスは書類社会なので必要な情報は紙で持っておいた方が、

  • スマホの電池切れで予約が確認できない
  • チケットを買い直すハメになって凹む

てトラブルを事前に予防できるので、おすすめしてます。

いざ、入館

今回の展示の主な主役は、グスタフ・クリムトという世紀末のウィーンを代表する帝政オーストリアの画家と、光を使ったプロジェクションのコラボです。

最近は、スペイン人のダニエルと新作のクリエーションをするために、参考にするアーティストの概要や作品の背景、歴史などを細かく丁寧に読むことにしているので、 入館して展示スペースに入る前にある、フランス語と英語で書いてあるボードを15分ほどかけて、じっくりと読みました。

DELFの勉強を本格的にしていても、こういうアーティストの歴史や、建造物の成り立ちっていうのは、難しいレベルのフランス語で書いてあったりして、たまに分からなくなります。

たまに、下に書いてある英語の方を読んでは、 「あ、そういうことか」 と頷いて、また読み返して…の繰り返し。 まだまだ精進が必要だと、痛感してからの入館です。 ん、今ちょっと上手いこと言った??笑

グスタフクリムトの世界

まず目に飛び込んできたのは、360度真っ暗な人でいっぱいの大きなホールの闇でした。 そこに、そこそこ大音量ながらも8歳の子どもから90歳のおばあちゃんまで、ストレスなく展示を楽しむ事ができるバス音とクラシックが効いたBGMが流れてます。 次の瞬間、

目の前にめっちゃ人、いました。

笑笑 見渡す限りの人、人、人、ホールの大きさは、奥が見えるけれど高さもあるので、さっさと歩けない状態で30分で一回の展示が楽しめる感じです。

クリムトが過去に手がけた作品を、一つ一つコラージュしつつ、舞台演出に出てくるような奥行きのある煌びやかなイメージの連鎖が、作品に対する深い愛と、作者への敬意を感じます。

日本でこういう展示を見ると、作品に対する愛が感じられなかったり、作者の意図を本当に考えたのか聞きたくなることがありますが、さすが芸術大国フランス…素晴らしかったです。 他にも、

カラダって改めて美しいし、大人から子どもまで関わりの深い媒体なんだよなぁ…ってため息が出て、床にしばらく座ってみてました。

プロのダンサーとして、アーティストとしてカラダに深い執着と愛があるJINには、魅力的すぎる空間と展示の数々、最高。。

まとめ

5月病を吹っ飛ばして、新しいプロジェクトのイメージと刺激をもらうには、十分すぎる機会になりました。 パリで開催中のグスタフクリムトの、プロジェクションコラボの展示は超オススメです♪

展示場へのアクセスなど

開館時間:10時〜18時

チケット:一般14ユーロ 25歳以下は9.5ユーロ

公式サイト http://atelier-lumieres.com/