「教室に通う」ってことの本質を考えてほしい

ダンスの世界で仕事をしていると、人から何かを教わるって機会が本当に多いです。だけど、それは”教えてもらう”のではなく”盗み取った”ものです。

考えるチカラを養え!

日本って、教室で何かを教わることが多いと思います。小学校の算数も、中学校の保健体育も、高校の英語の授業だって、すべて教室ですよね?だから、 教室に通う=成長できる。 っていう暗黙の了解みたいな考えかたが、自然に頭の中にインストールされるんですよね。僕も昔は、 「これどう言う意味ですか??」 って授業中に質問したり、職員室の先生に聞きにいったりしてました。教室に行く=勉強するため、教えてもらうためってイメージがありました。 わからなければ、聞けば教えてもらえる。漠然と、そう思ってました。 だけど、プロのダンサーになりたい!!って思ってた18歳のころ、僕の周りにはプロのダンサーの先生って殆どいませんでした。というよりゼロかも? じゃあ、どうやってプロになったのかといえば、 1人で大学の放課後に練習する。 というシンプルな方法しかありませんでした。イメージはこんな感じです↓↓

考えるべきこと

18歳の大学生のころは、生活費ギリギリしかお金がなかったので、家賃8000円のボロ下宿に住んだり、ダンス教室に通う余裕も一切なかったです。 雨の日も、1人でコツコツと365日練習し続け、間違ってようが、寂しかろうが、進路で不安で眠れなかろうが、寒くても、暑くても、ただただやり続けました。 そしてある日、偶然出会ったプロダンサーの人の指導を受けることができた時、それまでの苦労が半分正解、半分は不正解だったことに気がついたんです。
  • 呼吸を吸うタイミング
  • 間の使いかた
  • 空間の認識力
などのプロの現場でしか見ることができないノウハウや、実は全然必要じゃない一般的なテクニックまで、細かく指導してもらって、 18歳でダンスを初めて23歳でプロデビューという、普通に考えたらかなり非常識なペースで、夢を叶えて仕事にできました。

素人とプロの境界線

半分正解だったのは
  1. とにかく真似し続けること
  2. 自分に足りないものを探す
ってことで、もう半分の不正解は、
  • 根性論の筋トレ
  • 振り付けって何か?
  • 音楽の使いかた
でした。 そしてなにより、
  • 感謝の気持ちを忘れないこと
を貫きながら、まっすぐ自分のカラダと向き合い続けたことが、プロになるために一番大切なことなんだと改めて知りました。 僕が教室で教わることが出来たのは、かなり後になってからでした。 なので、教室に通わなくても、プロとして世界で仕事をするために必要なメンタルとか技術って教えてもらえたらいいのに。ってずっと思ってました。

まとめ

今ってスマホを指で5秒なぞれば、ブラジルの天気だって分かるし、電車のチケットを買ったり、海外のホテルの予約も簡単にとれます。 それくらい、必要な情報を手軽に手に入れることができる。つまり教室に通わなくても、自分から、知りたいことに触れるチカラって実は誰でももってるんです。 だから、今スグそのチカラをフル活用して”教室に通う意味”を考えてみてほしいと思います。 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。